

健康診断は受けるだけではなく、その結果を自分の日常生活や日々の健康管理に役立てることが大切です。
どの検査がどんな意味を持つのかを知り、生活改善に活かしましょう。

バリウムを使って胃の形や粘膜面の凸凹を写します。
病変の存在が疑われる場合(要精検)、必ず内視鏡検査(胃カメラ)を受けてください。
結果についての説明
【異常なし】 |
異常を認めません。自覚症状のある方や、通院中の方は医師にご相談ください。今後も年に一度は検診を受けられるようおすすめします。 |
【 要注意 】 |
異常を認めません。軽度の所見がありますが精密検査の必要はありません。自覚症状のある方や、通院中の方は医師にご相談ください。今後も年に一度は検診を受けられるようおすすめします。 |
【 要精検 】 |
精密検査が必要です。精密検査では内視鏡検査(胃カメラ)や疑わしい場所から組織を採って調べます。 |
【 要再検 】 |
胃は異常を認めませんが、胃以外(十二指腸・胆のう・腎臓など)に所見があり、医療機関の受診が必要です。 |

便に血が混じっていないかを検査します。大腸がんやポリープがあると便に血液が混じります。痔や生理中の出血でも要精検となります。
要精検の方は必ず大腸透視や内視鏡検査(大腸カメラ)を受けて、出血の原因を明らかにしてください。
結果についての説明
【異常なし】 |
便潜血反応検査は陰性です。自覚症状のある方や、通院中の方は医師にご相談ください。今後も年に一度は検診を受けられるようおすすめします。 |
【 要精検 】 |
精密検査が必要です。精密検査では内視鏡検査(大腸カメラ)が行われます。 ※大腸内視鏡検査のできる医療機関は、福島県医師会ホームページをご参照ください。 福島県医師会ホームページ |
【 要再検 】 |
便潜血反応検査は、採便方法が不適切なため検査できませんでした。もう一度検査を受けてください。 |

頸がんは子宮の入口(頚部)から、体がんは子宮の奥の方(体部)から、細胞を採取します。正常細胞と違った細胞がないか顕微鏡で確認します。
要精検となったら、婦人科にて詳しい検査を受けましょう。
結果についての説明
【異常なし】 |
異常を認めません。自覚症状のある方や、通院中の方は医師にご相談ください。今後も年に一度は検診を受けられるようおすすめします。 |
【 要精検 】 |
精密検査が必要です。精密検査では組織検査や頸がん検診の場合HPV(ヒトパピローマウイルス)検査が行われます。通常3〜4回の精密検査が必要です。 ※精密検査のできる医療機関は、福島県医師会ホームページをご参照ください。 福島県医師会ホームページ |
【 要再検 】 |
細胞が検査に適していませんでしたので検査できませんでした。もう一度検査を受けてください。 |

胸のレントゲンは肺全体を撮影します。
肺結核、肺炎、肺がんなど肺の病気のほか、心臓や胸の大きな血管の形に関係する情報が得られます。
喀痰検査は気管から出る痰を顕微鏡で見る検査です。痰に含まれる細胞が正常な細胞か顕微鏡で調べます。
結果についての説明
【異常なし】 |
異常を認めません。自覚症状のある方や、通院中の方は医師にご相談ください。今後も年に一度は検診を受けられるようおすすめします。 |
【 要精検 】 |
精密検査が必要です。レントゲン検査で要精検となった方は、直接レントゲン検査やCT検査を行います。喀痰検査で要精検となった方は、気管支内視鏡検査を行います。 ※気管支内視鏡検査のできる医療機関は、福島県医師会ホームページをご参照ください。 福島県医師会ホームページ |
【 要再検 】 |
判定できませんでした。もう一度検査を受けてください。 |
【 3ヶ月後要再検 】 |
3ヶ月後にもう一度喀痰細胞診検査を受けてください。 |

乳腺専門医師による診察・レントゲンによるマンモグラフィ検査・超音波を使用した検査があります。
良性の疾患の場合も検査で指摘されることがあります。年齢や乳房の状態によって検診方法が選択されることがあります。
結果についての説明
【異常なし】 |
異常を認めませんでした。次の検診までの間は、毎月欠かさず自己検診をしてください。“しこり”などに気付いたときは次の検診まで待たず、すぐに専門医の診察を受けられるようおすすめします。 |
【 要精検 】 |
精密検査が必要です。精密検査ではマンモグラフィ検査や針生検、マンモトームなどの検査を行います。乳腺専門医のいる医療機関で詳しい検査を受けてください。 ※検査のできる医療機関は、福島県医師会ホームページをご参照ください。 福島県医師会ホームページ |
