

「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」は、骨からカルシウムが抜け、骨が全体にスカスカになってしまうことで、特に大きな負荷をかけていないにも関わらず骨折しやすくなる症状を指します。
高齢化社会が進む日本において、骨粗鬆症の推定患者数は女性800万人、男性200万人の、合計1,000万人に達すると言われています。とりわけ女性は、男性に比べてそもそも骨量も少ないうえに、閉経後にホルモンのバランスが
崩れて骨粗鬆症になる割合が高く、患者全体の8割を占める状況です。また年齢でみると、80歳台での有病率が20%以上となっています。
食事や運動で骨を丈夫にしましょう

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食事でカルシウムの摂取に心がけましょう
骨粗鬆症の予防と治療で大切なことは、栄養のバランスを考えた食事をとることです。特にカルシウムを多く含んだ食品を摂取するよう心がけましょう。 適度な運動を心がけましょう
座ってばかりいて体を動かさないと、筋力が落ち骨がもろくなります。
骨に適度な刺激を与えるために、適度な運動(例:散歩、ジョギングなど)を日常生活に取り入れましょう。
日光浴も大切です
日光浴は紫外線の働きによって、皮膚を通じてビタミンDを作り出し、カルシウムの吸収を助けます。
積極的に戸外へ出て、適度の日光と親しみましょう。安心して骨量を測ってみましょう
自分の骨量の状態をまずは知りましょう。骨粗鬆症といわれたら
骨粗鬆症に人はちょっとしたことでも骨折をおこしやすくなっています。
日常生活の中で転ばないように気をつけましょう。たとえば、家の中の階段、浴槽などの滑りやすい場所や履き物、雪の日の外出などに注意しましょう。

