健康は、何にも勝る県民共通の願いである。国や地方自治体では、生活習慣病の予防、壮年期の死亡の減少、健康寿命の延伸等を目的とする健康づくりに平成12年より取り組んでいます。

 健康づくりとは、国民一人ひとりが健康の必要性を自覚し、健康に対する正しい知識を持ち、自らの意思で生活習慣を変え、効果を持続させていくことです。そのためには、個人の努力のみならず社会全体が健康づくりにかかわり、支援を行うことが必要となります。

 現在の日本の現状をみると、がんをはじめとする生活習慣病は全死亡原因の3分の2、医療費の3分の1を占め、これらの疾患は高齢化に伴い増加を続けています。現状においては、生活習慣病への社会全体の取り組みが十分とは言えない状況があり、国民全体の今後の大きな課題となっています。

 当法人は健(検)診・検査等の事業をとおして、県民の健康と、明るく豊かな暮らしを守ることを基本理念にかかげ、健(検)診関連事業を展開するとともに、人間ドック・理化学分析・健康づくり・支援等に関する事業を行っています。

 具体的には広く県民を対象に、県内全域をカバーした各種の健康診断を行い、さらに人間ドックを実施し生活習慣病の予防と疾病の早期発見に寄与しています。さらに環境の保全を図るための検査・分析事業として人体の健康や環境に重大な影響を与えるような各種の汚染物質の分析、調査を行っています。また、公衆衛生に関する知識の普及、啓発事業については、行政機関・医師会・関係団体と連携し、健康の保持・増進に関する様々な知識についての普及・啓発を行っています。

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